「おねぎや」でねぎ料理たべてきた

グルメ

こんにちは。

しろあとです。

今回はグルメレポです。

最近、仕事終わりに雰囲気良さげな居酒屋で一人呑みするのにハマっています。

食べログの位置検索を駆使して、さまざまなエリアで居酒屋を検索しているうちに、ある居酒屋が目にとまりました。

それが「旬彩酒庵 おねぎや新宿店」です。

こちらのお店はなんと、ねぎ料理専門店です。

ねぎに特化しているとは、なかなか珍しいですよね。

個人的に、このような食材一点に振り切っている専門店は、大好物です。

ブログにはしていませんが、過去にまぐろ専門店、サバ専門店、にんにく専門店など、さまざまな専門店で食べたこともあります。

子どもの頃は、ねぎの美味しさなんて全くわかりませんでした。

それが大人になってからは、なぜか魅かれるようになるんですよね。

苦味の中にある甘みなのか、それとも色合いなのか。

なにはともあれ、ねぎを美味しく食べられる味覚に感謝です。

食べログで予約を取り、さっそく1人で食べてきました。

店舗情報

お店は各線の新宿三丁目駅から徒歩1分のところにあります。

おしゃれなお店と昔ながらの味わいのあるお店が混在している飲食店エリアです。

新宿駅から歩けなくもないですが、15分くらいはかかってしまうかと思われます。

入口は狭く感じられますが、奥行きが結構あります。

そして2階席もあり、こちらは3名以上のお客さんを通しているようでした。

いざ入店

入ってみるとまず、左手に靴箱があります。

そこで靴を脱ぎ、下駄箱にいれて施錠します。

そんなことをしているうちに、店員が気が付いて声をかけられます。

1名で予約していることを告げ、カウンター席の隅に案内されました。

カウンター席は、厨房を囲むようにL字型の座敷です。

掘りごたつのように足を入れられるタイプです。

店員は厨房4名、ホール2名でなかなか手厚い体制です。

さっそくメニューを開いて、注文していきます。

どれも美味そうですね。

お店のいちおしは、「モッツァレラチーズ入り江戸千住葱と鶏つくねの豚肉巻き」のようです。

先頭ページに写真付きで載っていました。

「ねぎ豆腐」もおすすめのようですね。

ねぎをふんだんに使った鍋料理も2人前から楽しめます。

注文&実食

まずは飲み物から。

和食にはやっぱり日本酒が欠かせません。

おねぎやさんは、日本酒に力を入れているようで、壁一面にずらりと日本酒の瓶が飾られていました。

その証拠に、ドリンクメニューも日本酒だけ別で用意がありました。

日本酒は1合からの注文です。

季節柄、熱燗の用意もありました。

私は断然、冷やが好きです。

注文したのは、「一歩己(いぶき)純米うすにごり」です。

福島の日本酒です。

入れモノがかわいいですよね。

溢れ出た日本酒が、さらにとっくりを満たしていく様子にほっこりします。

うすにごりということで、白濁している感じがなんとも美味しそうです。

しばらくするとお通しも到着しました。

お通しはかぼちゃとカニのつみれです。

かぼちゃはホクホクで甘味がとても強い。

カニのつみれはやわらかく、ダシの風味とカニの風味がちょうどいい具合にマッチします。

これに日本酒がとても合う!

一歩己のフルーティな味わいが、鼻をすき抜けます。

手始めに日本酒とお通しをいただいたら、料理を注文していきます。

まずはサラダから。

九条葱と桜海老のカリカリサラダです。

写真からも一番映えていたので、こちらを注文しました。

山盛りの九条葱が目を引きます。

食べてみると、驚いたのが本当に葱と桜海老しかない!

「ネギに隠れてなかに葉物野菜や根菜類が入っているのかな」

なんて思っていましたが、九条葱と桜海老を盛ってその上からドレッシングをかけた一品でした。

これはこれで九条葱をふんだんに楽しめていいです。

桜海老の風味とカリカリ感も最高です。

サラダと一緒に頼んだのが、「モッツァレラチーズ入り江戸千住葱と鶏つくねの豚肉巻き」です。

こちらは提供までにやや時間がかかりました。

ビジュアルがもう最高です。

絶対美味いやつです。

鶏つくねにモッツァレラチーズが入り、それを豚肉で巻くという、肉に肉を巻く斬新な一品です。

その上から江戸千住葱が降りかかっています。

食べてみると、めっちゃ美味い。

鶏つくね、豚肉、チーズの味わいが一気に来ます。

ただ、葱の主張が少ないですね。

パラパラとかかっているだけなので、葱の風味が感じられないのは仕方がありません。

その前に食べたサラダと、無意識に比較してしまっているからかもしれません(笑)

肉は美味しいのですが、残念だったのがソースが少し濃く、しょっぱいです。

つくね料理に用いられるようなしょうゆベースのトロみある濃厚なソースなのですが、塩辛さがあります。

ご飯が欲しくなる濃さです。

つづいて注文したのは、「牛すじと九条葱のねぎ焼き」です。

おねぎやさんは鮮魚も扱っていて、刺し盛りと迷ったのですが、今日はとことんねぎにまみれてやろうと思い、刺身は控えることにしました。

こちらはどっさりねぎが盛られてきました。

牛すじだけでなく、円を描くように豚バラ肉もありました。

ねぎで隠れて見えませんが、中心には固まった卵の黄身もあります。

いただいてみると、牛すじが美味い!

ねぎと牛すじの組み合わせはハズレがありません。

フチのカリカリ感もあり、味覚だけでなく触感でも楽しめます。

ただ、中心の卵はいらない気がしました。

ジューシーな牛すじとシャキッとしたねぎで、すでに完成しているところに、ボソっとした黄身は全体の調和を乱している気がしました。

ここまでですでに腹8分。

けっこうな満足感です。

最後に頼んだのは、「中トロねぎ鮪(ま)串」と「ねぎま塩焼き」です。

中トロの焼き串は、あまり見かけたことがなかったので、注文してみました。

 いざ並んでみると、中トロも鶏も似ていて区別がつきづらいです(笑)

左にあるのが中トロ鮪です。

まずは中トロねぎ鮪串からいただきます。

うーん、たしかに美味しいのですが、魚なので焼くとどうしてもパサつく感じが出てしまいます。

好みはあるでしょうが、魚はやっぱり刺身や寿司に限りますね。

ねぎま塩焼きは、安定の美味さです。

シンプルに塩だったので、ねぎの旨みがダイレクトに感じられておいしいです。

鶏も大ぶりで食べ応え抜群です。

まだまだ食べたいし日本酒もいきたかったですが、腹の具合を考えてオーダーストップです。

まとめと感想

今回、訪れたのは「旬彩酒庵 おねぎや新宿店」です。

ねぎを美味しくいただける雰囲気ある居酒屋さんです。

九条ねぎが特に美味かったです。

臭さが全然なく、シャキシャキとした触感でみずみずしさが溢れていました。

噛めば噛むほど甘みが広がっていきます。

どのメニューも逸品で美味しいですが、人によっては味付けや触感など合わないかもしれません。

気になったのは、お酒の提供スピードが遅いことと、提供ミスが多いことですね。

ファーストドリンクが届くまでに、5分以上かかりました。

料理の提供スピードはとても速いのですが、違う卓に料理を届けすぎです。

私も「鶏つくねの豚巻き」を食べた30分後に、もう一度「鶏つくねの豚巻き」が届きました(笑)

ほかの卓でも、「頼んでないよ」 といった声が何回も聞かれました。

もうちょっとオペレーションをきちんとしてほしいところですね。

ホールスタッフも慣れていない様子でした。

また、注文品の数量を異様に気にしていましたね。

1人で来店して、日本酒1合あたりの料金を指さして注文したのだから、「2合ですか?」なんて愚問はしないでほしいものです。

ねぎ料理やお酒自体は満足いくものでした。

ねぎにまみれたい人は、ぜひチェックしてみてください。

しろあと

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