こんにちは。
しろあとです。
今回はグルメレポートです。
人生で初めて廻らない寿司屋に行って、食事してきました。
これまでもっぱら100円回転寿司(値上がりで今や150円寿司のほうが多いかも)ばかりでした。
たまに地方に旅行にいって、地元のちょっとお高めな回転寿司なども食べてきました。
回転寿司であっても十分に美味しいですし、私としても全然満足していました。
ですが、人生は何事も経験です。
カウンター席メインの廻らない寿司屋で、コース料理をいただく。
お店の雰囲気は?
どんな料理が出てくるのか?
肝心の味はどうなの?
どんな客がいるの?
などなど、気になることがいっぱいです。
普段から食べログヘビーユーザーの私ですが、気づいたら食べログポイントが4000ポイント
以上貯まっていました(笑)
これは失効する前に使わないともったいない。
食べログ内で、
「1人で予約可能」
「ポイントが使える」
の条件で検索したところ、良さげなお店を見つけました。
そのお店は、
「鮨飛鳥」
です。
「飛鳥」は「あすか」ではなく、「ひちょう」といいます。
2024年11月にオープンしたばかりの新店です。
オープンしたてなので、お店の食べログの点数はついていません。
ですが、レビューを見てみると、軒並み高評価です。
Googleマップを見ても、評価は驚異の「5.0」。
私の体感上、Googleマップ上で「4.0」を超えると美味しくていい店が多いイメージです。
さっそく予約して、行ってきました。
店の外観と雰囲気
渋谷駅の西側に位置するサクラステージ。
その1Fにお店があります。
ガラス張りの自動ドアを進むと、目に入ったのは広々としたカウンター。
職人さんたちが出迎えてくれます。
私はカウンター席の一番端の案内されました。
コース料理
まずは飲み物の注文から。
私は和食と日本酒を合わせるのが好みなので、日本酒のページを見てみます。
グラスでどれも900円前後です。
ここで困ったことが起こります。
なんて書いてあるかわからない!
このお店に限ったことではないのですが、日本酒ってだいたいかっこいい漢字のお酒が多くて、
読み方がわからないんですよね。
スタッフに聞いたり、自分でスマホで調べたりすれば解決するのですが、仕事終わりで疲れて
いたのでとりあえず読めるものを頼むことに(笑)
「山本と辛」を注文しました。
飲み物がくると、さっそくコース料理のスタートです。
- 2種のきのこのおひたし
まずは前菜からです。
- 都株とズワイガニのおひたし
もう一品。
ズワイガニが風味豊かです。
- 銚子産の天然真鯛
ここから握りのスタートです。
まず1貫目は天然真鯛。
- 本マグロの漬け 和芥子を添えて
2貫目は本マグロに漬けです。
わさびではなく、和芥子でいただきます。
わさびとは違う辛みが後をひいて美味しいです。
板前さんによると、この握りのお代わりが一番多いそうです。
- 青森県産の真イカ
3貫目はイカです。
青森のイカは美味で有名ですね。
たしかにうまいです。
やわらかさより、弾力を楽しめます。
- 戻り鰹の燻製
ここで握りは一旦休憩です。
でっかいお皿に白いお椀がかぶさって提供されました。
お椀のフチからは、煙がもくもくと上がっています。
お椀を上げると、煙が外にスーッと抜けると同時に燻った香ばしい香りがあたりに広まります。
鰹の燻製は初めての体験です。
- 真鱈の白子
小鉢に2つ添えられてきました。
お店で白子がおいてあっても注文することがほとんどないので、久しぶりに食べました。
クリーミーな味わいです。
いろんな食べ物に食す機会に恵まれるのも、コース料理のいいところですね。
- 勝浦産の金目鯛
握りに戻ってきました。
4貫目は金目鯛です。
つい先日、旅行で行ってきた熱海伊豆でも絶品だった金目鯛。
この日の「飛鳥」では、千葉県の勝浦産でした。
やっぱり美味い。
- 淡路島の鯵
5貫目はアジです。
淡路島産とは何ともピンポイントです。
鯵は私の中でも、かなり上位に食い込む好きなネタなのでテンションあがります。
- 愛媛産の縞鯵
6貫目もアジ。
感謝!
シマアジです。
食べ比べることができて良きです。
- シジミ出汁の茶碗蒸し
再度、握りは休憩です。
シジミ出汁が強烈に利いていて美味です。
あと5つはいけるくらい口当たりがよく、魚介のうまみが存分に味わえます。
- 北海道産の帆立
7貫目はホタテです。
これでもかというくらい、ブリンブリンに大きいです。
触感はやわらかく、甘みが口に広がります。
- 北海道産のいくら
8貫目はいくらです。
よくある軍艦ではなく、小鉢で出てきました。
敷き詰められたシャリの上に、いくらがたくさんかかってます。
食べると、いくらの主張がものすごい。
弾力があり、プチっとはじけます。
いくらがはじける度に、甘さが連鎖していきます。
- 大間の本マグロ中トロ
9貫目はマグロの中トロです。
マグロといえばやっぱり大間が有名ですよね。
脂がしっかり乗っていてとろけるような味わいです。
ネタの大きさも十分です。
- 玉子焼き
出汁が利いています。
しかしそれ以上に甘みが強い。
何個でも食べたくなるくらい、クセになる味です。
- 鰆のフライ
握りラストの前に、揚げ物です。
さわらのフライです。
自家製タルタルソースか、カレー塩でいただくようです。
どちらも味が際立って美味いです。
- 自家製かんぴょう巻き
ラスト10貫目はかんぴょう巻きです。
普段、かんぴょうなんて食べないので、違いは正直わかりませんでした(笑)
ただ、海苔がパリパリでよかったです。
- 青さのみそ汁
バイトらしき人から何も言われずに出されたので詳細はわかりませんが、おそらく青さが入ったあら汁でしょう。
- シャインマスカット
最後の〆のデザートです。
皮つきのまま豪快にいただきました。
食後感想とまとめ
今回は渋谷にある「鮨 飛鳥」にうかがいました。
平日18時に予約してうかがったのですが、この日は予約ですでにいっぱいの様子でした。
予約なしで新規で来たお客さんはまったく入れていませんでした。
新規オープンして日が浅く、話題になっているということもあるでしょう。
ですがやはり口コミや評判が良く、すでに人気店の仲間入りを果たしていると言ってよいのではないでしょうか。
料金は、コース料理+ドリンク代で11790円でした。
料理はどれも絶品です。
日本酒とよく合います。
ただ量が少なく感じました。
高級店だとやはり量が少なくなってしまいますね。
もう一つランクが上のコースもあり、そちらだと品数が増えるので満腹感が得られるかもしれません。
お店のスタッフの気遣いは最高でした。
入店すると座席や荷物の配慮、わさびの有無、苦手な食材、アレルギー品目をすぐに確認してくれます。
コースが始まってからも、シャリの大きさ、わさびの量など気にかけてくれます。
器の取り下げもスムーズです。
板前さんが時折話しかけてくれます。
食事を邪魔しないちょうどよい距離感なので、良いお寿司屋さんに来たなっていう非日常感も味わえます。
お世話になっている人や恋人とのお祝いの席にちょうどいいと思いました。
ぜひ訪れてみてください。
しろあと
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