熱海伊豆伊東にひとり旅いってきた(1日目・沼津)

ひとり旅・お城

こんにちは。

しろあとです。

つい先日、ひとり旅にいってきました。

急に冷え込むようになってきたので、観光だけでなく保養の意味もかねて行ってきました。

旅の目的地は、日本有数の温泉街である熱海

一度行ってみたかったんですよね、熱海。

「温泉と海鮮にまみれた日々を送りたい」

夏の暑さがまだまだ残る9月のある日に、急に思い立って今回の旅が実現しました。

せっかくいくなら、現地を精いっぱい堪能したい。

これが私の旅のポリシーです。

1泊2日なんて短期間で終えるのは、もったいない。

ということで、今回は3泊4日で旅してきました。

旅程

  • 1日目 沼津

熱海でも伊豆でも伊東でもないんかい!

とツッコミたくなるところですが、沼津は沼津港で有名です。

港があるということは、海鮮を美味しく食べられる飲食店があるということ。

これはいくしかありません。

また、私の知り合いの奥さんのご実家が沼津で鰻屋さんをやっていらっしゃるということでしたので、その鰻屋さんでうな重を食べるのも沼津旅のミッションです。

その他、海にまつわる観光スポットを楽しんでいきます。

  • 2日目 修善寺

伊豆といえば有名なお寺があります。

修善寺(しゅぜんじ)です。

名前だけは知っていたので、いつかいってみたいなあと思っていました。

調べたところによると、修善寺は修善寺温泉という温泉でも有名な土地とのことです。

寺社仏閣と温泉とは、なんとも風流で相性がいい予感しかありません。

私の温泉欲も存分に満たしてくれる期待も大です。

  • 3日目 伊東

熱海から電車で30分も移動すると、伊東駅に到着です。

伊東では温泉、海鮮のほかにも、「伊豆シャボテン公園」があります。

私も今回の旅を決め、リサーチするまで知りませんでした。

シャボテン公園は、簡単にいうとサボテンが有名な動植物園です。

ロコミ評価も高く、大人がいっても十分満足できるとのことです。

また、その近くには大室山(おおむろやま)というリフトで昇る山があります。

  • 4日目 熱海

最終日は熱海市街地を堪能します。

グルメ関連では、海鮮はもちろんですが、熱海はスイーツも有名

昔ながらの和菓子も美味しいですし、洋菓子などのスイーツもSNSなどから火がつき、人気店が続出です。

1日目 沼津

  • 4:30 起床

私の旅の朝は、激早です。

なるべく現地を楽しみたい気持ちにあふれています。

できれば7~8時台には目的地周辺に到着していたい。

そんな気持ちで日々楽しんでいます。

  • 8時頃 沼津駅到着

やってきました沼津駅。

駅前はいたって普通のローカル駅といったところ。

個人経営と思しき飲食店や、全国チェーンのお店もいくつかあります。

バスの接続が悪かったため、今回は奮発してタクシーを使って目的地まで移動します。

  • 8:25 沼津港飲食店街

タクシーで約2km (1210円)走ったところにあるのが、沼津港飲食店街です。

初っ端に漁港を選んだのは、もちろん朝食で新鮮な海鮮を食べるためです。

漁港はどこもだいたい海鮮丼をはじめ、朝から魚を食べられるのがうれしいですよね。

まあ、その分価格は観光地価格でお高めですが。

朝8時でも営業している飲食店に入り、極上の海鮮丼を堪能します。

  • 10:00

海鮮丼を勢いよくかきこみ、あたりを散策しながら待っていたのは、

「ちどり沼津港遊覧クルーズ」

に乗船するためです。

このクルーズでは約30分かけて、沼津港周辺を遊覧します。

私がいったときは、何周年記念かで、かもめの餌(かっぱえびせんの小袋)が本来100円のところ、タダになっていました。

さっそく乗船し、いざ出航。

沼津港には大型の水門があります。

その名も 「びゅうお」。

この立派な水門を潜り抜けていきます。

水門を出たところから餌やりがOKになります。

すると、すごい数のかもめが船の周りに集まってきます。

きっと、 「船=餌にありつける」 という方程式がカモメの中にも染みついているのでしょう。

別に餌を取り出してすらいないのに、群がってきます。

こういった光景は、どこの遊覧船クルーズでもあると思います。

しかし、沼津港はカモメだけでなく、トンビまで餌を求めて大群で押し寄せてくるのです。

カモメくらいならかわいいですし、動きもゆったりなので接しやすいですが、トンビは訳が違います。

すごい速さで餌をついばもうとしてきます。

めっちゃ速いので、一歩間違えば指を持ってかれます。

水門を潜り抜けてから、私もかっぱえびせんを鳥たちに放ります。

そこで気が付いたのが、鳥たちの餌の取り方です。

カモメもトンビも餌をよく見てダイレクトにナイスキャッチします。

カモメはくちばしを伸ばしてパクっと食べるのですが、一方でトンビは足でキャッチするのです。

宙に浮いた餌に対して、うまく足を調節してキャッチ。

そしたらトンビはお辞儀をするように頭を下方向へ突き出し、足で挟んだ餌を食べます。

どのトンビも例外なくこの動作をするのです。

なんとも興味深い行動だなあと思いながら、鳥たちを眺めていました。

  • 10:40 沼津港大型展望水門びゅうお

先ほどのクルーズで気になった水門にやってきました。

水門は神社の鳥居のような形をしています。

左右どちらから入っても大丈夫です。

さすがに階段での移動ではなく、エレベーターで展望フロアまで昇ります。

左右の鉄塔をつなぐ通路では、なんとヨガ教室が定期的に開催されているようです。

沼津の海や市場の様子が一望でき、見晴らし最高です。

  • 11:45 ランチ 鰻屋

今回の沼津旅の目的であった鰻屋さんに到着です。

知り合いから事前に仕入れた情報によると、

「11時30分オープンだが、実態は不定休」

「ランチは14時までとなっているが、早いときは13時頃に閉めちゃう」

「SNSで告知などしていないから、やってたらラッキーくらいの感覚で行ってみて(笑)」

などなど、不確定要素がだいぶ強めです。

不安を抱えながら、お店付近に近づいていきます。

やってるか、どうか。

おおっ、暖簾が出る!

賭けに勝ちました。

入店すると、店内はこじんまりとした座敷と簡素なテーブル席を基本とした佇まいです。

開店すぐにもかかわらず、店内はすでに6割ほどの込み具合。

Google マップの口コミ評価でも、4.5を超えていたので、さすが人気店といったところです。

一番奥の2人掛けテーブルに腰掛け注文をします。

このお店のメニューは鰻重のみ。

松竹梅とランクはありますが、鰻の量が違うだけです。

サイドメニューなどは何もなく、なんとも潔い鰻屋さんです。

今朝に海鮮丼を食してから、まだ時間もたっていなかったので、私はうなぎ一尾の一番量が少ない鰻重(梅)を注文しました。

価格は6000円。

さすが鰻専門店です。

待つこと30分、結構待ちました。

そしてついに鰻重の到着です。

おおー、見た目もかなり豪華です。

うなぎのタレが香ばしくかおり、においだけでもごはんが食べられそうです。

うなぎを食べてみると、かなりやわらかい!

そしてやっぱり香ばしい!

甘さ控えめのタレと相まって、ごはんが進みます。

生臭さもまるでなく、スーパーやチェーン店のうなぎが霞んでしまうような美味さです。

お金があれば毎日でも食べたい!

そんな味でした。

今回、旅するにあたって沼津駅周辺の鰻屋さんをすべて調べましたが、沼津は鰻も激戦区でした。

エリアで適当に検索をかけただけで、10店舗くらいお店がヒットしました。

しかも口コミがどれもよいお店ばかり。

鰻専門のお店もあれば、日本料理や和食屋と称して天ぷらやお寿司も合わせて出しているお店もありました。

機会があれば、ぜひ他のお店にも行ってみたいものです。

  • 12:40 沼津港深海水族館

つづいてやってきたのは、水族館です。

旅先に水族館があると、つい行ってしまうんですよね。

沼津にある水族館は、なんとも珍しい深海をテーマにした水族館です。

沼津港飲食店街の近くにひっそりとありました。

建物の大きさからしてそんなに期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。

深海生物の展示が多く、解説もよく知れて楽しい。

深海や宇宙といった壮大な自然に対して、ワクワクを覚える人にはぜひおすすめです。

  • 13:50

ここらで歩き疲れたので、カフェでひといき。

先ほどの水族館と提携しているカフェに寄って、10%オフでドリンクを楽しもうと思います。

青々したゼリーと、ヨーグルトタイプのドリンクが混ざって美味しいです。

店内もシンプルでスペースが広く、テラス席まであります。

ゆっくりとした時間が過ごせそうなカフェです。

  • 14:30 沼津城跡

沼津にも城跡がありました。

沼津城跡です。

駅からほど近いところにある城跡で、現在は公園になっています。

冬だったので、木々にイルミネーションの装飾を作業員が取り付けていました。

残念ながら当時を思わせるような遺跡はなく、現在は公園としての機能がメインで、観光スポット的要素は少ないように見えました。

  • 15:30 日枝神社

沼津城跡から10分程度歩いたところにある神社です。

沼津駅からも10分程度で到着します。

日枝神社は日枝(ひえい)神社と読むそうです。

大通り沿いにある神社です。

  • 17:00 ディナー 海鮮居酒屋

沼津を後にして電車で熱海まで移動します。

熱海では、地元の食材をふんだんに使った料理を楽しみたい。

ということで、海鮮メインの居酒屋にやってきました。

食べログで開店時間ちょうどの予約を取り、一番乗りで入店です。

旅先ではいつも、その土地のお酒を楽しんでいます。

地酒はやっぱりうまい。

熱海では、「おんな泣かせ」という日本酒を堪能しました。

このお酒、めっちゃ飲みやすい!

するすると飲めてしまいます。

フルーティーな味わいもあって、つまみとよく合います。

このお店では、寿司が一貫から注文できるお店だったので、大量に頼んでしまいました。

白鯛、めばちマグロなど好物をたくさん頼みます。

なかでも感動したのが、「静岡さーもん」「金目鯛」の2つです。

身がしまっていて、食感が最高です。

ネタの甘さと醤油のしょっぱさが醸し出す味わいがなんともいえません。

うますぎてそれぞれ5貫ずつくらい食べちゃいました。

お酒も進み、揚げ物など熱々料理も堪能していたら、なんとお会計が9600円。

1人で1万円弱も飲み食いしてました(笑)

この額は、私の歴代最高額です。

コース料理や高級店を除いて、普通の飲食店でこの額を一人で食べたのは今回が初めてです。

やはり金目鯛5貫はなかなかのお値段でしたね(笑)

  • 19:00 熱海散策と宿泊

酔いもいい感じにまわったところで、ダラダラと熱海の町を練り歩きます。

私はひとり旅では宿泊先に全く興味がないので、適当に取った旅荘に寝泊まりします。

なかなか古びた建物です。

がんばれば、お化けも出てこれそうな感じがあります。

一応、浴場があって温泉が出るとのことですが、覗いてみると男女兼用と予約制で、昭和の家族風呂といった感じです。

1日目は移動も多く疲労も溜まりやすいので、早めに就寝します。

ここで1日目は終わりです。

旅は2日目に続きます。

つづいては伊豆・修善寺へ。

しろあと

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