熱海伊豆伊東にひとり旅いってきた(2日目・修善寺)

ひとり旅・お城

こんにちは。

しろあとです。

今回は前回の旅ブログの続きです。

2日目は修善寺に行ってきました。

修善寺はお寺はもちろんのこと、温泉も有名な土地として有名です。

2日目 修善寺

  • 5:40 起床

天気は快晴。

雲一つなく、風もほぼ吹いていない最高のコンディションです。

この日も朝早いです。

宿泊先から熱海駅まで歩いている道中、日の出が見えました。

海に反射してめちゃくちゃまぶしい。

目を逸らすために、太陽とは逆の方向を向くと、あまたある熱海のホテルのベランダから、これでもかというくらい多くの人が日の出を見てました。

どのホテルの、どの部屋のベランダを見ても、人がいたので一瞬、何事かと思いましたが、みんなもこの感動的な日の出を楽しみにしていたのでしょうね。

  • 8時頃 修善寺温泉バス着

熱海駅から三島駅、三島駅から修善寺駅まで電車を乗り継ぎます。

修善寺駅からはすぐにバスが発車し、修善寺温泉バス停まで来ました。

  • 8:10 足湯

メインイベントは誰よりも早く、営業開始とともに。

これが私のモットーです。

さっそく修善寺に向かおうかと思った瞬間、町のそこかしこから湯気が見えます。

「これは足湯では?」

近寄ってみると、やっぱり足湯でした。

12月ということもあって、朝は冷え込みます。

修善寺より前に足湯の誘惑に駆られ、ひとっ風呂浴びることに。

温泉って足だけでも、なんでこんなにも気持ちいいでしょうね。

天にも昇る心地よさです。

いくら観光地であっても8時台は、まだまだ全然人がいません。

貸し切り状態で足湯を堪能できました。

  • 8:25 修善寺

足湯の誘惑に敗北後、メインイベントの修善寺です。

すごく大きいお寺ではなく、こじんまりとした空間で、境内はきれいに整っています。

紅葉がまだ見られたので、もみじがとてもきれいでした。

落ち葉でつくったハートもあり、なんとも粋でした。

お参りを済ませ、お寺の雰囲気を存分に楽しみ、お寺を後にします。

  • 9:00 竹林の小径 風の小径 独鈷の湯公園

修善寺からほど近いところに、散策にバッチリ適した場所がありました。

独鈷(どっこ)の湯公園はひらけた広場で、ここにも足湯がありました。

竹林の小径(ちくりんのこみち)は、竹が生い茂った和の趣がある小道です。

小道の途中にベンチがあるのですが、ベンチの素材も竹でした。

神秘的で雰囲気抜群です。

竹林を進むと、途中に無料のギャラリーなどもありました。

どんどん先に足を進めると、道路を挟んで風の小径があります。

  • 10:00 ランチ1軒目

10時から営業しているお蕎麦屋さんでランチを取ります。

しっかりとした食事を提供してくれるお店で、10時営業はなんとも珍しいです。

たいていは11時とか11時30分から営業開始が多い中、こういった早くから美味いごはんを食べさせてくれるお店は本当にありがたいです。

このお蕎麦屋さんでは、薬味や静岡名産のわさびをつゆに投入して食べるお蕎麦、とろろが楽しめるお蕎麦の2種類が楽しめます。

わさびを自分で摺るのが若干面倒でしたが、摺りたてのわさびはやっぱり美味しい。

わさび特有のツーンとした酸味と、甘みが共存しています。

  • 10:40 おやつ

よもぎとこしあんが入った大判焼きをデザート感覚でいただきます。

皮も餡も粘度が高く、もっちりとした触感です。

  • 11:05 ランチ2軒目

和食を提供してくれる郷土料理屋さんで本日2回目のランチです。

こちらのお店にうかがったのは、あまごという魚を食べるためです。

天城紅姫あまごという品種のあまごがいただけます。

注文したのは、あまご漬け丼です。

開店して5分わずかなのに、店内は7割方埋まっています。

結構時間かかるかな〜と心配になりましたが、15分弱くらいで着丼です。

まず見た目がほんとにキレイ。

これぞサーモンピンクといった色合いで、あまごがどんぶり一面に広がっています。

その中心には卵が乗っています。

海鮮系の卵といえば、まっ先に思いつくのがいくらの赤ですが、あまご丼の卵は黄色でした。

なんとも不思議な感覚です。

天城紅虎あまごのお味は、もちろん美味。

サーモンのような味わいで、甘みが後からやってきます。

歯ごたえはやや弾力があり、身は淡泊です。

そして黄色い卵を食べると、切り身に負けないくらい弾力があってびっくりです。

いくらのようなプチプチ感を想像していたので、そのギャップもあってか食べたことのない感覚でした。

蕎麦、大判焼き、海鮮丼でさすがにお腹いっぱいです。

周辺散策はいったん休憩します。

  • 11:40 修善寺温泉 宙 SORA 渡月荘金龍

修善寺に来たら温泉も入らなきゃですね。

私は大衆浴場的な温浴施設やスパはもちろん好きですが、もっと好きなのは旅館やホテルの日帰り入浴です。

日帰り入浴は、宿泊客と比べて利用時間帯の制限などがあって煩わしいと感じるときもあります。

しかし、その弱点を補うほどの、温泉体験が堪能できます。

旅館やホテルの温泉なので、とにかくキレイで高級感があります。

そしてお金もリーズナブル。

宿泊するなら1泊1~2万円ほどかかりますが、日帰り入浴だと1500円~2000円程度で利用できます。

どんなに高くても3000円程度ではないでしょうか。

ちなみに1000円ちょっとの爆安価格のところもあります。

なんともありがたいです。

今回、訪れたのは宙SORAです。

修善寺エリアの南の方にあります。

さっそく受付を済ませ、大浴場へ。

おお一広々とした大浴場です。

大きな内風呂、露天風呂、サウナ、水風呂、寝湯があります。

特徴的だったのは、内風呂から露天風呂に向かうには、かならず内風呂を通らなければならないところです。

内風呂から外の景色がガラス越しに楽しめる、そんなよくあるお風呂なのですが、そのガラスの向こうが露天風呂スペースへの入り口になっていました。

露天スペースからは、山々の美しい木々を眺めることができます。

時期的に紅葉の季節だったので、なんとも美しい。

赤、黄色、緑、黄土色など、色鮮やかな木々に癒されます。

そこから冬の日の日差しが差し込み、神々しい空間が完成されます。

露天風呂自体は小さめですが、人が少ないのでほぼ貸し切りです。

日帰り入浴のよさは、人が少なく快適に温泉を楽しめるところにもあります。

サウナも4人入ったらいっぱいになるくらいの狭さではあるものの、水風呂とのコンビネーションが最高です。

そして、そのまま露天スペースの椅子に腰かけます。

極上のととのい時間です。

雲ひとつない空とカラフルな紅葉のコントラスト、冬の淡い日差しで、日々のストレスが吹き飛びます。

  • 14:00 伊豆長岡駅

修善寺温泉を1時間半程度滞在したところで、次なる目的地へ向かいます。

13時頃のバスに乗り、修善寺駅まで向かい、電車を乗り継いでやってきたのは、伊豆長岡です。

駅前の観光協会でレンタサイクルを借りて、移動手段を確保。

電動自転車なのがありがたいです。

返却時間にかなり細かいのがちょっと面倒でした。

  • 14:15 韮山反射炉

伊豆長岡にやってきたのは、韮山反射炉を見るためです。

私も詳しくはわかりませんが、反射炉とは大砲を作るための施設だそうで、当時はある種、軍事施設だったようです。

観覧は有料ですが、遠目でも反射炉がバッチリ見えます。

韮山反射炉を近くで見るには、まず、館内エリアで料金を払い、展示物やシアターを見た後、反

射炉へつながる屋外エリアに出られます。

反射炉に関して、まったく無知な私もこれを機に頑張って勉強しようと意気込みます。

しかし、やっぱり難しい。

なんとなく原理はわかるのですが、しっかりと腑に落ちた感覚がありません。

世の中、まだまだ知らないことだらけですね。

館内エリアを通過して屋外エリアに出ます。

韮山反射炉を間近に見ます。

思ったよりも高い。

そして高熱にも耐えられるように、レンガづくりになっています。

反射炉のまわりをぐるぐると歩き回って、いろんな角度から見てみます。

ただ、ほんとに反射炉しかないので、あまり長くはいられないかもです(笑)

ボランティアガイドが盛んなようで、あちこちでガイドが行われていました。

反射炉から少し離れると、展望台へつながる通路がありました。

興味本位でのぼってみると、一面に茶畑が広がっているではありませんか。

左右に広がる茶畑の中を進むと、ほのかにお茶の香りが漂ってきます。

展望台に着くと、そこからの景色は雄大です。

韮山反射炉と富士山が見えます。

一挙両得です。

  • 15:10 韮山城跡

韮山反射炉から電動自転車を走らせること15分。

韮山城跡にやってきました。

現在は大きな公園として整備されており、周辺には公立学校が多くあります。

奥に進むと、登山口のように城跡ルートが表示されていました。

さっそく、登城します。

落ち葉が大量の道を進み、階段も多くあります。

道中には神社も確認されました。

ひたすら上へ上へと進み、頂上に到達です。

空堀の表示が5つもあったのが印象的でした。

橋や目立った石垣などはありませんが、過去に思いを馳せることができて満足です。

  • 16:15 願成就寺

厳しいレンタサイクルの返却時間を無事に守り、徒歩でやってきたのは願成就寺(がんじょうじゅじ)です。

ほんとはレンタサイクルのまま向かうはずでしたが、しょうがなく駅から徒歩15分かけてやってきました。

その名の通り、願いをかなえるにはもってこいのお寺だそうです。

境内は特に目新しいものはなく、整ったお寺だなあといった印象です。

  • 17:30 三島駅にてディナー

宿泊先の熱海に戻ってもよかったのですが、せっかくなので乗り換えの駅で降りてディナーにします。

降りた駅は三島駅。

はじめてこの地に降り立ちます。

そういえば、大昔の小学校時代に、他の学校と交流しようみたいな学級活動の時間で、ある小学校とオンラインでつないだ覚えがあります。

やってきたのは、郷土料理がいただける居酒屋です。

ここでも地酒の日本酒を注文。

あては、鰹と鉄板餃子です。

味は普通です、ほんとに並といったところ。

ここでのメインは、静岡わさび鍋です。

わさび鍋の存在をはじめて知りました。

野菜や豚バラ肉などが敷き詰められた鍋の上に、これでもかというくらい大根おろしとわさびが乗っています。

しかも、わさびがさらに別皿山盛りできました(笑)

鍋自体は普通なのですが、わさびのアクセントが食欲をそそります。

注文が2人前からだったので、けっこう満腹になりました。

  • 19:00 熱海駅

ディナーを終えて熱海に到着です。

ぶらぶらとあたりを散策すると、なにやらピンクなエリアがありました。

熱海銀座劇場という劇場です。

ここではストリップショーが行われているようです。

開演は19時から。

Googleマップで調べると、2人の踊り子が交代でショーを行い、23、24時くらいまで開いているようです。

ものは試しに行ってみることにしました。

入場料は4000円で閉場まで楽しめるようです。

注意事項の説明を受け、劇場に入ると、めっちゃ小さい。

舞台も小さい、客席エリアも小さい。

舞台のすぐ前には、座敷スペースですが6人ほどでいっぱいです。

座敷の後ろには椅子が6つくらい×2列で横一列に並んでおり、とても簡素です。

すでに客入りは6人くらい。

スマホ取り出しNGのため、開演まで何もすることなくぼーっと待ちます。

人生はじめてストリップを見た感想ですが、私には合いませんでした。

なんというか演者、演目、舞台、客層などすべてが中途半端といった感じですかね。

他の劇場を見てないので、この限りではないでしょうが。

もし機会があれば、ほかの劇場にも足を運んで比較してみたいと思います。

ここで2日目は終わりです。

宿泊先のお風呂に入り、早々と眠りにつきます。

旅は3日目に続きます。

つづいては伊東へ。

しろあと

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