千葉の房総半島ひとり旅(1日目・館山)

ひとり旅・お城

こんにちは。

しろあとです。

今回からは旅ブログです。

千葉県館山市を中心に、房総半島を旅してきました。

最近、私は寿司をはじめとする海鮮の欲がめっちゃ高まっています。

しっかりと海鮮を堪能したいなら、北海道や金沢などがまず候補に浮かびます。

ただ、交通費や時間を考えるとそこまでもしていられない。

関東圏で手っ取り早く海鮮欲を満たすなら、房総しかない。

正直、銚子とも迷ったのですが、観光スポットも含め総合的に考えた結果です。

というわけで、千葉県の館山市を拠点に3泊4日の房総ひとり旅をしてきました。

房総半島3泊4日旅

行ってきたの2024年の夏頃です。

1日目は館山、2日目は勝浦、3日目は鴨川、4日目は浜金谷を周ってきました。

4日間をフルに使い、房総中を駆け巡りました。

夏場ということもあって体力との勝負にもなりそうな予感です。

1日目・館山

毎度のごとく、私の朝は超絶早いです。

4時45分に起床しました。

東京から高速バスに乗り込み、アクアラインを通って千葉県に入ります。

東京駅から館山駅行きの直通高速バスが出ているので、アクセス抜群です。

ほんと助かります。

  • 8:10 館山駅

2時間弱バスで移動し、8時すぎに館山に到着しました。

駅前は、だいぶこじんまりとした印象です。

地方の田舎駅といった感じです。

少し歩くとすぐに海が見えます。

田舎の町並みです。

  • 9:00 館山城(八犬伝博物館)

さっそくやってきました、お城巡りです。

今回のひとり旅の目的でもある館山城です。

里見氏ゆかりの土地ですね。

坂を登った先に城郭を模した八犬伝博物館があります。

けっこう上り坂がきつかったです。

ただ、頂上からは海が見渡せて絶景です。

城内は南総里見八犬伝の展示物が豊富にありました。

山頂にあるお城、そこから見渡す海や山の景色が最高すぎます。

天気にも恵まれました。

  • 10:00 館山市立博物館

お城を後にして、山のふもとに戻ると館山市立博物館があります。

こちらも里見氏に関する展示が豊富にありました。

ローカルな博物館ですので、南房総に関する展示がほとんどを占めています。

落ち着いた雰囲気で個人的には大好きです。

  • 11:05 ランチ 館山なぎさ食堂

待ちに待った食事です。

房総の海の幸をこれでもかというくらい堪能していきます。

やってきたのは、「館山なぎさ食堂」さんです。

海沿いにある道の駅と同じ場所にあります。

メニュー表から、地産地消であること、南房総の食材にこだわっていることが伝わります。

開店ほぼ同時に入店したのにもかかわらず、店内はすでに盛況です。

かなり清潔感のある店内で、広々としており席数も充実しています。

テラス席もあり、東京湾を一望できるベストスポットです。

房総はアジが有名みたいです。

アジの刺身、アジフライはもちろんのこと、なめろうという郷土料理も有名です。

なめろうとは、アジなどの魚の切り身を叩き、味噌などと混ぜて味付けしたものです。

「盛り付けしたお皿を舐めるほど美味しい」

という由来から「なめろう」 という名前になったようです。

さらに、なめろうを成型して焼いたものは、「さんが焼き」と呼ばれます。

「さんが焼き」は私も初見です。

めちゃくちゃ美味そうな御前です。

地魚の刺身とさんが焼きがメインです。

刺身は身が引き締まっていて、味が濃いです。

さんが焼きは初めて食べていましたが、正直、豆腐のハンバーグ感がありました。

魚の風味は少し感じられましたが、集中しないと通り過ぎてしまいます。

私はなめろうのほうが好みかもしれません。

ですが、全体を通して大満足のランチになりました。

  • 11:45 渚の博物館

館山なぎさ食堂からすぐのところに、渚の博物館があります。

さかな君がお出迎えです。

こちら渚の博物館は、房総の海の生き物にフォーカスをあてた博物館のようです。

海にまつわる展示がたくさんありました。

道の駅からほど近いので、暇つぶしにも使えそうです。

  • 12:30 レンタサイクル 駅西口観光まちづくりセンター

徒歩で館山駅まで戻り、レンタサイクルを借ります。

これから挑戦するのは、房総フラワーライン走破です。

自転車で房総フラワーラインと呼ばれる道路を走り、その先々で観光スポットを巡っています。

天気は快晴。

やるなら今日がベストです。

南房総は自転車で巡る人が多いらしく、レンタサイクルがとても充実していました。

ネットロコミを見ると、館山駅から千倉駅まで観光がてら自転車で移動する人もいるようです。

私は電動アシスト付き自転車をレンタルし、いざ房総フラワーラインに突入です。

  • 13:10 洲崎灯台

房総フラワーラインを自転車で巡ってわかったことがあります。

それは、自転車向きではないということです。

道が狭く、歩道も少ないので車と接触しないかが心配です。

また、海に近いので風も強く吹き、いくら電動アシスト付きといえども体力的にも精神的にもなかなかしんどいです。

おそらく車であったらだいぶ爽快だったことでしょう。

そんなことを考えながら自転車をこぎ進めていると、洲崎(すのさき)灯台という文字が目に入りました。

当初の予定にはありませんでしたが、これは面白そう。

ということで、寄り道してみました。

洲崎灯台は房総半島最西端の灯台みたいです。

中に入ることはできないので、外観と高台からの景色を楽しみました。

灯台をこんな間近で見たのは、記憶の限りだと初めてです。

意外と大きくて圧巻です。

  • 13:45 洲崎神社

洲崎(すのさき)神社にやってきました。

自然林や本殿が指定文化財になっています。

驚いたのがこの坂です。

本殿に到達するには、このめちゃくちゃ長くて段数のある階段を登らなければなりません。

無事登り切ったら、この絶景です。

近日中にお祭りがあるのか、法被を着た大人たちがたくさんいて、かなり盛り上がっているようでした。

  • 14:10 アロハガーデンたてやま

洲崎神社からさらに自転車を走らせていると、海沿いの大きな道に出てきました。

どこかの大学の体育会系サイクリング部の大群に抜かされながらも、自転車をこぎ進めていくとアロハガーデンたてやまに到着です。

こちらは、ハワイなど南国をイメージとしたテーマパークのようです。

さすがに暑すぎたので、まずはソフトクリームで涼をとります。

園内には特に何かあるわけではなく、なんとなく全体的に

「南国感が味わえますよ~」

というコンセプトみたいですね。

奥に進んでみると動物の飼育もされていました。

ただ、夏の猛暑でみんなグダっていました。

園内は直線的で、見通しはとてもいいです。

客入りは芳しくなく、私以外に1~2組しかいませんでしたね。

  • 15:00 安房神社

再び自転車をこぎ、次の目的地へ向かいます。

大通りから一本脇道に逸れ、さらに進んでいくと見えてくるのが安房神社です。

真っ白な鳥居がクールでかっこいいです。

境内に入ってみると、心洗われる空間でした。

思っていたよりずっと広く、のびのびとできます。

数こそ多くはありませんが、参拝者も途絶えることなくやってきていました。

  • 16:00 ディナー やまと寿司 館山本店

レンタルサイクルを返却し、少し早めのディナーにします。

本来ならば、萬徳寺というお寺にも行きたかったのですが、臨時休業中で入れませんでした。

というわけでやってきたのは「やまと寿司 館山本店」です。

やまとは、千葉県でローカル的に展開しているお寿司屋さんです。

味は上質でありながら、価格も安いことで有名です。

入店すると、座敷かつカウンターの席に案内されます。

卓上はこんな感じです。

タッチパネル付きとは何ともありがたいです。

店内は広々していて居心地最高です。

鮪や地魚をメインに早速注文していきます。

南房総といえばのアジのなめろうです。

どれを食べてもめちゃ旨いです。

こんな美味いメシが、あと3日も続くと思うと最高の気分です。

  • 17:20 チェックイン

寿司を堪能し、荷物を回収したところで宿にチェックインします。

今回泊まるのは、館山駅からすぐ近くにあるゲストハウスです。

チェックインの前に、お土産屋さんで千葉のご当地商品を買っていきます。

1日目の館山は以上です。

初日の移動、炎天下の房総フラワーライン自転車横断など、いろいろと疲れがたまりやすい条件ではありましたが、なんとかバテることなく1日を過ごせました。

2日目は勝浦へ向かいます。

しろあと

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