こんにちは。
しろあとです。
最近、寒さや突風のせいで身体の芯から冷えることが増えました。
寝込むほどではないけど、なんだかだるい日々が続く毎日です。
まあ、冬の時期の私は例年、こんな感じの体調なのですが(笑)
寒くて調子が出ないなら、サウナに行くしかありません。
ということで、毎度のごとく仕事を早めに切り上げ、時間を作って足をのばしてきました。
今回、やってきたのは「アクア東中野」さんです。
アクア東中野は、JR中央・総武線の東中野駅から歩いて3分くらいのところにあります。
なんと創業100年を超える老舗大衆浴場です。
駅の北側出口から狭めの歩道を歩いていき、ちょっとした交差点から路地に入ると建物が見えてきます。

向かって右側には大きなコインランドリーがあります。
浴場やサウナの受付は左側です。
マンションのような造りになっています。

いざ入店
入ると左手に下足箱があります。
一般的な大きさなので、ブーツの人は少々キツイかもしれません。
シューズキーを引き抜き、ガラス戸の自動ドアを入ると、真正面に受付があります。
アクア東中野は、入浴料金とサウナ料金が別になっています。
さらにサウナを利用する人は、プラスしてお金がかかる仕組みです。
入浴料はどの人も一律でかかります。
私は入浴+サウナの利用で、1050円でした。
支払いを済ませると、レンタルバスタオルと謎のロッカーキー?のようなものを手渡されます。
受付向かって右手が男湯、左手が女湯です。
さっそく脱衣所へ入っていきます。
脱衣場は清潔で広々しています。
受付でもらったキーが22番だったので、同じロッカーの番号を使うのかなと考えていました。
ですが、どのロッカーも100円返却式であり、どれを使っても大丈夫なようです。
現に他のお客さんも好き勝手に使っていました。
ロッカーは正方形の小さいやつと、縦長の大きいやつがあります。
私は正方形のを使いましたが、使ってみて思いました。
絶対、縦長の大きいほうがいい。
正方形のは小さすぎます。
冬の着込む季節は、全然衣類が入りません。
何とか自分の着ていた服をロッカーにねじ込みます。
ちなみにレンタルバスタオルはサウナ料金に入っていますが、一回り小さいレンタルフェイスタオルは別料金のようです。
脱衣を済ませ、さっそく浴場へと思ったところでトラブルが。
ロッカー施錠につかう100円玉がない。
こういう時、コイン式のロッカーって不便なんですよね。
脱衣場内にある自動販売機でオロナミンCを購入し、お金をくずします。
無事、施錠を済ませたところでいよいよ浴場へ向かいます。
大浴場
浴場内は狭めでこじんまりしています。
中央に洗い場があります。
ですが、数が少なく、スペースも小さいです。
座椅子や桶などを置くと、かなり場所が取られてしまうためか、1つも置いてありません。
その代わり、入ってすぐ左手に椅子や桶が大量に積まれていました。
どうやら、必要なだけここから取って使うようです。
軽く身を清めたら、さっそく露天風呂に向かいます。
露天スペース
アクア東中野の特徴のひとつは、屋外プールです。
露天スペースに出ると、横長の大きい浴槽があります。
湯気はまったく出ていません。
冷たいプールなんです。
ちなみに冬だったので、誰も使っている人はいませんでした。
水風呂の代わりに使ってもよさそうです。
私の目当ては、露天スペースの奥にある薬湯です。
薬湯は色味があって、いい香りがします。
ただ、とても狭い。
3人入ったらもう満員です。
身体が温まったところで、サウナに向かいます。
サウナ
サウナ室の前に立つと、なんと驚きの事実が。
サウナ室への扉に取っ手がないのです。
どうやってあければいいのか。
しかしよく扉を見ると、細長い穴があいています。
そして注意書きをよく見ると、
「キーを引っかけて開く」
とのこと。
そうです。
受付にてもらった謎のキーをここで使います。
横長で、ところどころ波打っている形状をしているオレンジ色のキーです。
この波打っている部分を細長い穴に引っかけて、手前にグッと引くと扉が開くのです。
なんとも原始的な仕組みだなあと思いました。
無事、開き方がわかったところで、さっそくマットを手に取り、サウナ室内に入っていきます。
サウナ室内は狭めです。
奥が2段、手前が1段のつくりで、その右奥にサウナストーブがあります。
それぞれの段は4人座ったらもういっぱいです。
2段のほうは、詰めれば5人ずつは入れそうで、最大収容は14人だと思われます。
ですが、めちゃくちゃ狭いので、あぐらは無理そうです。
テレビも音声付きでついています。
昔ながらの銭湯サウナといった趣きです。
その分、体は温まりやすい感じがしました。
20分おきくらいで、オートロウリュがあります。
このオートロウリュがとにかく長い。
5分以上やっていたのではないかと思います。
熱源近くの人は、肌がヒリヒリと痛くなったのか、遠くに移動する人もいました。
10分程度入ったら、水風呂へ向かいます。
水風呂
水風呂は、サウナ室を出て右手3mのところにあります。
ここの動線がカンペキです。
すぐに水風呂に浸かれるのは最高ですよね。
水温は14~15度くらいです。
バイブラで常にボコボコと泡立っているため、羽衣はできないです。
そのため、実際よりも冷たく感じます。
ととのいスペース
水風呂に1分弱浸かったら、休憩です。
アクア東中野は正式な外気浴スペースはありません。
サウナ、水風呂近くにぽつりぽつりと4脚のみととのい椅子があります。
内気浴にてととのっていきます。
しっかりととのうことができました。
薬湯につかっている時、露天スペースのプールの縁に座ってととのっている人もちらほらいました。
どうしても外気浴したい人はこちらを利用しているようです。
まとめと感想
私はサウナを4周しました。
上がって脱衣所に戻り、着替えます。
ドライヤーは3分20円かかります。
ひと通り身支度を済ませたら、受付に戻り、ボックスヘタオルを返却します。
受付でサウナキーとシューズキーを交換し、アクア東中野をあとにします。
施設は清潔に保とうと努力はみえましたが、やはり古臭さは否めません。
いい点は
- 駅近でアクセス抜群
- サウナと水風呂の動線がいい
- オートロウリュでしっかり温まる
- 入浴&サウナ料金が1000円前後で安い
一方、気になる点は、
- 建物が全体的に古臭い
- サウナ室が狭く、待ちが発生しやすい
- 洗い場スペースが狭く、他の客が気になる
- 備えつけのシャンプー、リンス、ボディソープの質が悪い
- アメニティがない
- ドライヤーが有料かつ女湯と比べて機種が低性能
- 客層が悪い
こんな感じです。
私は好みとして、清潔かつ広々としたリラックス空間というのがあります。
非日常空間をサウナに求めるところがあるので、そういった点ではアクア東中野は少し違いました。
どちらかというと普段使いしたい人、昭和感漂う銭湯が好きな方はいいかと思います。
サウナに特化してもいないので、ととのうことはできますが、極上のととのい体験とはいえません。
また、客層の悪さが気になります。
基本、40代後半以上の人ばかりです。
ルールやマナーなどあってないようなものです。
銭湯ならではといった客層です。
ゆっくりと自分に集中してリラックスしたい方は不向きと言わざるを得ません。
また新しいサウナを開拓していきます。
しろあと
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