こんにちは。
しろあとです。
今回は新しいサウナを開拓してきた記事です。
平日のある日、仕事で外出する予定があったため、仕事を終え次第、そのまま休みを取ってサウナを開拓することにしました。
もう数か月もすれば、だんだんと暖かくなるので、それまでサウナで寒さをしのぎます。
今回、やってきのは赤坂にある「サウナ東京」さんです。
サウナ東京は、東京メトロ赤坂見附駅から歩いて5分くらいのところにあります。

私の利便性の面から、今回は赤坂見附駅から向かいましたが、赤坂駅からも同じく5分くらいで着きそうです。
お店の前に行くと、デカデカとサウナと書いてあり、とてもわかりやすいです。

外観はとてもキレいです。 各種イベントの案内もで出ています。

写真を撮っていると、ひっきりなしにお客さんが出たり入ったりしています。
平日の夕方前だというのに、かなり繁盛しているようです。
さっそく入っていきます。
入店
暖簾をくぐると、いきなり真正面に受付があります。

まずは、玄関先で靴を脱ぎ、下足箱に入れます。
下足箱には番号が振られていて、シューズキーがそのままロッカーキーになります。
奇数番号が上段のロッカーなので、奇数の下足箱を使うのがおすすめです。
キーを手首に巻いたら、いざ入場です。
受付に寄る必要はありません。
受付向かって右手に、入場ゲートがあるので、ゲートにシューズキーをかざすとゲートが開閉します。
この時点が、利用開始時間になります。
1時間の利用で1900円、2時間で2600円です。
3時間というコースはなく、2時間の次は4時間のコースだったと思います。
このあたりに少しヤらしさを感じますね。
男性専用施設で24時間営業なので、やろうと思えばいつまでも滞在できてしまいます。
ゲートの前にはバスタオルとフェイスタオルが置いてあります。
レンタルですが入浴料に含まれているので、1枚ずつ取ってからゲートをくぐりましょう。
入場ゲートを過ぎると、すぐ正面に脱衣所があります。
脱衣所はキレイで清潔が保たれています。
ロッカーは結構な数で、たくさん人が入れそうです。
そのためか人の通り道は狭めです。
着替えるだけなのに、人とぶつかりそうになって一苦労です。
ロッカーは細長いタイプで、ハンガーが2つ用意されていました。
ただ、ロッカー内も結構狭いので冬場は荷物が全部入るかどうか?といった感じです。
脱衣所はスマホ使用完全NGです。
使用している人がいたら、スタッフからその都度しっかりと注意が入ります。
脱衣を済ませたら、さっそく浴場へ突入です。
1F浴場エリア
脱衣所に入って、ずっと真っすぐいったところに浴場の入り口があります。
入り口付近には洗い場が多い印象です。
左手のほうへ向かうと浴槽があります。
浴槽は結構大きめで、大人数で入れる仕様です。
大画面テレビをついており、湯舟に浸かりながらまったりとした時間が過ごせそうです。
ただ私がいたときは、人がたくさんいたため、身体を軽く清めたらさっそくサウナに向かいました。
サウナや水風呂は2階です。
2Fサウナ水風呂エリア
サウナ東京の2Fは、やや様相が変わります。
1Fが会話OKだったのが、2Fからは完全黙浴となります。
脱衣場でスマホをいじっているとスタッフから指摘を受けるように、2Fではたとえサウナ室ではなくても、会話している人はスタッフからしゃべらないように伝えられます。
私は完全黙浴派なので、このシステムはかなりうれしいです。
ほかのサウナでも黙浴と書いてあるのに、いつまでも話している「ドラクエ」民は本当に迷惑です。
ちなみにドラクエとは、サウナやお風呂など温浴施設において、顔見知りの数人が一列になっ
てゾロゾロと移動し、かたくなに行動を共にしようとする集団のことです。
ドラクエ民は、1人で行動する勇気がないので、誰かと群れてしゃべってないと落ち着かないという特徴があります。
ドラクエ対策として、サウナ東京はほんとに優秀です。
日頃、ドラクエしてしまっている人は、気をつけましょう。
2Fは1Fよりもやや広々とした空間です。
ですがその分、人も大勢います。
まず階段を上がるとすぐ、冷気室があります。
通常よりも温度が低く、内気浴に最適な空間です。
そしてやや左手に水風呂があります。
驚いたのが、水風呂がなんと3種類もあること。
「冷」「凍」「涼」という名称で温度別に分かれており、私が確認したときは
- 冷 17度
- 凍 9度
- 涼 23度
という水温でした。
水風呂の正面には「狂喜乱舞」というサウナがあります。
こちらのサウナ室が、メインサウナのようです。
ロウリュイベントもこちらで行っていました。
さっそく入ってみます。
狂喜乱舞
まず驚いたのが、サウナ室への出入口が2つあることです。
柱を隔てて2つ扉がありました。
サウナ室は人の往来が頻繁にあるので、動線を確保できるのはありがたいです。
その分、熱が逃げやすく、サウナ室が温まりにくいというデメリットもあります。
ですがサウナ東京はそんな心配なさそうです。
サウナ室の中心には、サウナストーンが大量に積まれた熱源があります。
その熱源を囲むかのように、コの字に座席が配置されています。
2段構えの座席で、すべてにサウナタオルが敷かれています。
とても広々していて、けっこうな人数が収容できそうです。
温度計を確認すると、83度。
入ってすぐは、わりとマイルドな熱さかと思いきや、数値以上に汗をたくさんかきます。
きっと湿度が高いのでしょう。
さっそく外に常備していてあったサウナマットを2段目に敷き、汗をかいていきます。
3~4分くらいで汗が噴き出てきます。
体感温度も高い気がします。
思いっきり汗をかきたい人にはうってつけのサウナです。
この時点で時刻は16時。
幸運なことに、16時からロウリュが始まりました。
スタッフが入室し、さっそくロウリュを開始します。
この日はジンジャー系の香りでした。
ロウリュと合わせてアウフグースのサービスもありました。
まずはサウナ室内の空気を循環させていきます。
そして、参加者全員に弱風をかけていきます。
この時点で私はもう、入室から8分くらいたっていたので、そろそろ限界が。
最後までて楽しみたい気分を惜しみつつ、退室して水風呂に浸かります。
ちなみに、ロウリュサービスは丁寧なアウフグースが中心みたいで、パフォーマンスは行われていませんでした。
水風呂~冷~
狂喜乱舞を出ると、すぐ目の前に水風呂があります。
この動線がほんとうに最高です。
さっそく一般的な水風呂温度に近い、冷の水風呂に入ります。
水温は17度。
一般的な水風呂が15~16度なので、若干高い気もしました。
ですが、ロウリュで火照りまくった身体にはとても沁みます。
水風呂はどれも広々としていて混みあうこともなく、ノンストレスです。
1分弱ほど水風呂につかり、ととのいスペースへ向かいます。
ととのいスペース
狂喜乱舞を出て左手、水風呂を出て右手の方向に、ととのいスペースがあります。
引き戸を引くと、そこには圧巻の景色が。
ととのいスペースが充実しすぎてる!
めちゃくちゃ広いんです。
中央にはととのい椅子が4脚×5列の計20脚ほどあります。
それだけではありません。
椅子の後ろにはととのいベッドが4つもあります。
さらに、右手には畳の素材でできた10個の寝そべりスペースが、膝上くらいの高さにあります。
ととのいスペースの左手奥には、さらに椅子やベッドがありそうな感じでした。
サウナ東京の一番の魅力は、このととのいスペースだと私は感じました。
さっそく私は畳の素材の上に寝そべります。
このスペースは仕切りが一つ一つついているので、隣の人を気にすることなくととのうことができます。
横になり、天井を見上げた次の瞬間、なんとも言えない極上のととのいが後から追っかけてきます。
最高です。
天井には、シーリングファンがいくつもついています。
心地よい風が微かに身体を撫でます。
しっかりとととのうことができました。
ととのいスペースにバーカウンター?
ととのいスペースの左手は、バーカウンターのようなつくりになっており、スタッフが2名いました。
様子をうがかっていると、利用客がカウンター前に行くとスタッフが氷の入ったグラスを手渡しているのが目につきました。
すると、その隣にあるウォーターサーバーで各々好きなドリンクを汲んで飲んでいます。
なるほど、どうやら好きなドリンクが楽しめるようです。
私ももらおうとカウンター前まで行くと、どうやら有料の模様です。
リストバンドキーでチェックし、メニューを選びます。
一番安いのは、3種類飲み放題のプランです。
1時間以内の利用で300円、2時間以上で500円のようです。
とりあえず一番オーソドックスで安かった飲み放題を選びます。
購入すると、手首にリストバンドを巻かれます。
このリストバンドの色で、どのメニューを購入したか区別しているようです。
ウォーターサーバーようなところから自由に注いでいたのは、こちらの3種飲み放題のメニュ 一だったようです。
飲み放題のメニューは、デットクスウォーター、ポカリスウェット、麦茶です。
みんなスタッフから手渡されたコップを手に持ち、それぞれ注いでととのいながらドリンクを飲んで楽しんでいます。
私もポカリスウェットを注ぎ、ととのいながら水分補給です。
うーん、めっちゃ薄い。
粉末タイプで作っているのが見えました。
ウォーターサーバー内に氷も入っているので、薄くなっているようです。
ほんのり感じる甘みを頼りにドリンクをいただきます。
ちなみに有料ドリンク飲み放題や、一品のみの注文も可能だったみたいです。
瞑想サウナ
初サウナ東京での記念すべき初ととのいを体感した後、2周目も狂喜乱舞を堪能しました。
そして3周目は別のサウナもちょっとのぞいてみようと思い、うろうろしてみたらところ瞑想サウナなるものを発見しました。
いわゆるボナサウナといわれるものです。
場所は狂喜乱舞の隣にあります。
入ってみると、じんわりとした熱さが皮膚にまとわりつきます。
仕切り板がたくさんあり、板と板の間に椅子があります。
こちらの椅子がかなり斜めっていて、リクライニング感覚で座ることができます。
後ろにふんぞり返ってしまわないか心配でしたが、なんとか大丈夫でした。
まわりを気にせず、ほんとに瞑想している感覚が得られるのがとてもよかったです。
今回は利用しませんでしたが、ほかにも蒸し風呂、遠赤外線昭和ストロングタイプなどたくさんの種類がありました。
自分の好みに合わせて、さまざまなサウナが楽しめます。
ちなみに、ととのいスペース以外にもいたるところに独立したととのい椅子があります。
わざわざととのいスペースまで行かなくても、しっかりと休憩できるのは助かります。
サウナ室に持ち込むサウナマットもいろんなところにたくさんあるので、他の利用客との動線
の奪い合いも最小限で済みます。
サウナに特化していることが、至るところから感じられますね。
私は利用時間である2時間を気にして、サウナ4周でフィニッシュです。
まとめと感想
サウナ4周したら1Fに戻り、軽く身体を洗って上がります。
脱衣所には、来た時よりも多くの客で賑わっていました。
ドライヤーがいくつか用意されており、どれも風量強めで助かります。
スキンケア用品は化粧水のみでした。
サウナ東京はその名の通り、サウナに特化したサウナ愛にあふれる温浴施設でした。
私の思う良かった点は、
- 赤坂という都心のラグジュアリー感
- たくさんの種類のサウナがあって飽きがこない
- メインのサウナだけでも他店をしのぐクオリティ
- ととのいスペースが豪華
- 水風呂が温度別に3種類ある
- 受付から脱衣所、さらに浴場への道が最短距離で無駄がない
- 2Fが完全黙浴でスタッフの教育も行き届いている
です。
一方、やや気になる点は、
- 人気店ゆえに常に混雑ぎみ
- 3時間コースがない
- 1Fの洗い場が少なめ
- タトゥーいれた反社みたいなのもいる
などです。
サウナをしっかり楽しむという点においては、サウナ東京以上の施設はなかなかないでしょう。
それくらいサウナに特化しています。
私が何より感動したのは、ととのいスペースです。
広々としていて、椅子やベッドなどの数が尋常ではありません。
ととのいスペースが他の客にとられて、立ち往生してしまうなんてことは万が一にも起こらないでしょう。
ととのいスペースこそが、サウナ東京の真骨頂ともいえるのではないでしょうか。
かなり話題になっているサウナですので、客層はほんとにバラバラです。
赤坂という土地柄のためか、オラついている輩みたいなのもたくさんいました。
価格や客入りという観点からすると、普段使いは難しそうな印象もあります。
ただ非日常感を味わうにはとてもよい施設だと感じましたし、大満足の結果です。
サ飯
おまけでサ飯もご紹介します。
サウナ東京から程近い場所にある「しょうが焼き Baka」さんです。

やっぱりサウナ後はがっつりと肉が食いたくなります。
それもめっちゃ濃い味の肉です。
こちらのお店は、生姜サウナで有名な「サウナ金の亀」と同じ建物にあります。
金の亀の生姜サウナでととのった後に、生姜焼きを食べるのが、黄金ルートになっているようです。

食券制でメニューはこんな感じです。
生姜焼きに特化していますね。

私のオーダーは、一番人気のBaKa生姜焼き定食のブタ盛です。
価格は1350円。
ブタ盛というのは、肉大盛という意味だそうです。
入店してみると、手前は4人がけのテーブル席です。
一見狭そうな店内ですが、かなり細長い造りになっており、奥へ進むと広いスペースがあらわれます。
私はカウンター席に案内されました
卓上調味料も充実しています。

10分経たないうちに着丼です。
着丼するやいなや、生姜のつーんとするいい香りが漂っています。

ごはんはもち麦です。

なんと1杯までならお代わり無料です。
1杯といっても入り口付近に釜があり、セルフで好きなだけ盛り付けることができます。
いざ実食です。
生姜焼きは大判の肉という感じではなく、細かく切られた肉といった感じです。
味はとても濃く、ご飯が進みます。
生姜の味付けに、さらにすりおろし生姜が乗っかっているので、生姜に埋もれながら食べ進めていきます。
味噌汁もなかなか具沢山でありがたい限りです。
生姜焼きを大事に食べ進めながら、ご飯1杯目を完食。
2杯目を山盛りにしました。
あっという間に完食です。
店内は思いのほか女性客も多く、1人で来ている人も多くいました。
晩ご飯で普段使いしたくなるお店です。
サウナもサ飯も大満足の1日でした。
しろあと
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