千葉の房総半島ひとり旅(2日目・勝浦)

ひとり旅・お城

こんにちは。

しろあとです。

前回から引き続いての旅ブログです。

千葉県館山市を中心に、房総半島をひとり旅してきました。

1日目は身体を目いっぱいつかって自転車で房総半島を巡ってきました。

また、房総の海鮮の美味さに魅了されました。

特にアジ。

アジがほんとうに美味いです。

2日目・勝浦

なんとこの日、私の誕生日でした。

まさか誕生日を勝浦で過ごすことになるとは、思いもよりませんでした。

勝浦といえば、真っ先に思い浮かぶのは勝浦タンタンメンです。

辛いものがダメな私でも、つい食べたくなるような見た目です。

そして、勝浦は夏場でもそこまで気温が上昇しないことでも有名な場所らしいです。

  • 5:40 起床

6時台の電車に乗るべく、朝早くに起床しました。

館山から勝浦までは電車で50分ほどです。

勝浦を巡る旅では、特にこれといったスポットやアクティビティはありません。

主に自然を体感しようと思います。

  • 7:40 勝浦駅

勝浦駅に初上陸です。

静かで人の気配のない駅ですが、駅舎はなかなか立派です。

  • 8:00 朝食 御食事処いしい

勝浦といえば勝浦タンタンメン。

ということで、朝から勝浦タンタンメンを食べられるお店を探すことに。

やってきたのは「御食事処いしい」さんです。

真っ赤なスープが食欲をそそります。

辛さは調節できるので、控え目にすれば辛い食べものNGの私であっても食べられます。

ちなみに勝浦じゅうの飲食店を調べている中で気になったことがあります。

それはどの飲食店も、軒並み評価が低いことです。

口コミをいくつか見てみると、どうやら子ども連れに厳しいお店が多いようです。

子どもNGを掲げているお店、子ども連れのグループに対応が悪いお店など、さまざまあるようです。

「勝浦は子どもを連れて訪れるような観光地なんてないのでは?」

と内心思いもしましたが、どうやら勝浦はそういうところのようですね。

  • 8:15 勝浦朝市

勝浦は朝市でも有名です。

ある区画一帯に露天商が集まっていました。

主には野菜や魚などのお店が多い印象です。

お祭りの屋台でよく見るような軽食系もちらほらありました。

そこまで大々的に盛り上がっているわけではありません。

こじんまりと静かにやっているような感じです。

私は特に何も購入せず、散策だけしてきました。

  • 8:30 朝食続き 勝浦すし食堂のだちゃん

朝市を散策した後は、2回目の朝食に行っちゃいます。

やってきたのは「勝浦すし食堂のだちゃん」です。

美味しい海鮮丼がいただけるお店です。

お店はプレハブのような簡素なつくりです。

ですが、提供された海鮮丼はホンモノです。

ちょうどいいサイズのさまざまなネタが、これでもかというくらい敷き詰められています。

それぞれのネタの味がとにかく濃い。

脂がしっかりのっています。

狭い店内ですが、朝から営業している貴重な飲食店ということもあり、後から続々と客が入店してきました。

  • 8:50 遠見岬神社

勝浦タンタンメン、海鮮丼で元気になったところで、散策再開です。

やってきたのは、遠見岬神社です。

遠見岬(とみさき)と読むそうです。

かなりの数の階段を登っていきます。


上からは勝浦の町がよくわかります。

  • 9:15 八幡岬公園・旧遠見岬神社

海を眺められる公園に向かいます。

何やら怪しげなトンネルをくぐり抜けていきます。

しばらく歩き進めると、それらしき広場が見えてきました。

歩いている最中、遠方の離れ小島に鳥居を発見。

こちらが旧遠見岬神社です。

かつてはここに神社があったようですね。

  • 9:30 勝浦城跡

公園の先にあるのが、勝浦城跡です。

天守や櫓は一つもないものの、道は整備されており海も臨めて絶景です。

想像以上に心地の良い場所でした。

ずっと昔、この海沿いの地に城郭があったことを思うと、ロマンを感じます。

  • 11:30 ランチ

勝浦駅を後にして、電車に乗り込みます。

向かったのはすぐ近くの鵜原駅です。

鵜原駅を降りたら、駅の近くにある大通りに面したお店の向かいます。

うかがったのはふたたび登場、勝浦タンタンメンのお店です。

プレハブのようなつくりのお店です。

こちらのお店では、本日2食目となる勝浦タンタンメンをいただきます。

着丼とともに少しばかり後悔しました。

「なんか辛そう」

朝食でいただいたタンタンメンよりも、明らかに赤いです。

油もしっかり浮いていて、たくさんラー油を使っていることが見るからにわかります。

一口食べてみると、意外や意外。

なんとか食べれるレベルの辛さです。

ですが私にとっては少し辛い。

チャーシューはトロトロでかなりレベルが高かったです。

  • 12:15 勝浦海中展望塔

本日2食目の勝浦タンタンメンを食したところで、次に向かったのは勝浦海中展望塔です。

こちらの展望塔は、高いところから遠くを見渡すのではありません。

むしろ逆です。

海中に潜って、海の中を見渡すのです。

海中の展望塔なんて、私にとって初めての体験です。

残念ながらこの日はあいにくの天気。

海が普段よりも濁っているため、海中がよく見えないとのことです。

しかし、ラッキーなことに眺望不良とのことで、入場料が割引になりました。

ゲートをくぐり、海中展望塔へと向かいます。

完全に海に突き出しているため、なかなかの距離を歩いていきます。

展望塔に到着したら、階段を下って海中へ。

うーん、何も見えない(笑)

思った以上に濁っています。

天気がいいと、遠くまで透き通っていて魚が見えるそうです。

この日は展望塔内の窓ガラスに魚がべったりくっつかないと見えないレベルです。

写真もまったく撮りませんでした。

また天気がいい日に来たいですね。

  • 12:50 海の博物館(千葉県立中央博物館分館)

勝浦海中展望塔からほど近いところにあるのが、海の博物館です。

勝浦をはじめ、房総の海にフォーカスを当てた展示が目白押しです。

なかなか見ごたえがありました。

  • 13:30 鵜原理想郷

鵜原駅方面に戻る途中、脇道に外れて沿岸方面にすっと進んだところにあるのが鵜原理想郷です。

こちらはテーマパークとか施設というわけではなく、自然遊歩道のようです。

ですがただの遊歩道と侮るなかれ。

名のごとく、理想郷ともいえるほどの大自然です。

現地の案内板を頼りにさまざまなスポットを巡っていきます。

「これって通れる道なの?」

と不安になるような道も進んでいきます。

まさに冒険感覚で楽しむことができました。

常に潮風が吹いており、気持ちよさも段違いです。

野生の動物にも遭遇しました。

「岬」や「丘」とついたスポットがいくつかあり、目印になっています。

こういうスポットは、だいたい恋人の聖地がありますよね。

予定していた時間をだいぶ超過して、のんびりしてきました。

  • 18:15 ディナー 若鈴 館山店

鵜原駅から館山駅に電車で戻ります。

待ちに待ったディナーです。

朝、昼とあれだけ食べても、旅ではお腹が空きますね。

向かったのは、館山駅から20分以上歩いたところにある「若鈴 館山店」さんです。

ネット評価が抜群に高く、とても気になります。

海鮮がメインの居酒屋さんです。

まずは地魚の握りをあてに、日本酒で一杯。

マジで美味い。

魚を食べたら、肉もいきたくなります。

若鈴さんのイチオシメニューがレタス巻きです。

ネギトロ巻きの海苔の代わりにレタスを使った一品です。

レタスの新鮮さと甘さ、舌触りの良さが絶品でした。

そしてやっぱり食べてしまうのが、アジフライ。

我慢できずに握り盛り合わせを追加注文。

どれも美味しくいただくことができました。

人気になるのも納得の居酒屋です。

房総半島ひとり旅、2日目の勝浦は以上です。

この日はとにかく食べました。

ですがそれ以上に歩きました。

勝浦城跡と鵜原理想郷がかなり良かったです。

何もかも忘れて山と海の大自然に触れたい人には、ぜひおすすめしたい場所です。

旅は3日目、鴨川へと続きます。

しろあと

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