こんにちは。
しろあとです。
今回は映画レビューです。
2025年8月29日(金)に公開された映画『8番出口』を観賞してきました。
8番出口という名前こそ知っていたものの、どんな内容か私は全く知りませんでした。
ただ、触れ込みや作品の雰囲気は、ネットや口コミでなんとなく知っていたので、今回映画化されたのをきっかけに観に行ってきました。
8番出口の概要(ド素人向け)
8番出口の内容を何も知らない人向けに、何も知らなかった私が解説します。
シンプルに一言でいうならば、8番出口は脱出ゲームです。
一般的な脱出ゲームは、知識に頼らない謎解きをすることで、その空間からの脱出を図ります。
一方で8番出口は謎解きというよりも、異変を探すことに重点が置かれています。
舞台は地下鉄構内で、地上へ脱出することを目的とします。
ゲームの基本的なルールは4つです。
- 異変を見逃さないこと。
- 異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
- 異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
- 8番出口から外に出ること。
このルールに従い、進めていきます。
3番目の「異変が見つからなかったら、引き返さないこと。」っていうのが特徴的ですよね。
「進め」ではなく、「引き返さない」と書いてあるところ、いろいろ考えてしまいます。
地下鉄の通路によくあるような黄色の案内板に出口の番号がかかれています。
最初は「出口0」です。
当初、私はこの通路案内板をたどり、歩き回って8番出口を探すのかと思っていました。
ですがそうではありません。
全く同じ通路、掲示物、構造物が永遠ループする仕様になっています。
ですので、異変を見つけて引き返したり、異変がなくて引き返さなかったりなど、正解のアクションを取ることができても、同じような場所や状況に戻ってきます。
しかし、正解アクションが取れると、案内板の「出口0」が「出口1」に変わるのです。
このようにひとつずつ出口8に近づいていくのです。
もし、異変を見逃したり異変が見つかったのにそのまま進んだりすると、案内板が「出口0」に戻ってしまい、最初からやり直しです。
映画の構成
映画では主演を務める二宮和也が中心となって進みます。
まず「迷う男」として第1幕がスタートします。
地下鉄を降りて、地上階に出ようとするところからスタートします。
そこから色々あって、グルグル出口を迷うことになります。
何ループもする中で必ず出くわすのが、頭の禿げかかったひげ面の中年サラリーマンです。
迷う男の右横を、常に真っすぐ前を見ながら通り過ぎます。
迷う男が何ループもしていると、急に視点が変わり、今度は第2幕「歩く男」が始まり中年サラリーマン目線で物語が進んでいきます。
個人的にひとつの作品を、ありとあらゆる人物や視点から観測するタイプの物語は大好きです。
第2幕においては、歩く男はただずっと歩いているわけではなく、きちんと血の通った人間として描かれています。
歩く男はたまたま一緒に居合わせた小学校低学年くらいの男子とともに行動します。
ですがこの男子は全然しゃべりません。
そんな不気味な男子を連れながら、脱出を試みていきます。
最後の第3幕ではこの男子目線で話が進んでいきます。
セリフはほとんどなく、迷う男や歩く男との関係を中心に物語が描かれています。
感想(※ネタバレ含む)
とにかく不気味な映画でした。
そもそも8番出口という作品自体が無機質な感じの怖さがあるのに、そこに映画ならではのテイストが相まってさらに怖さを演出しています。
ホラーテイストが混じっているので、苦手な人は本当に苦手かもしれません。
以下、8番出口ド素人の私が好き勝手に感想を述べます。
◆ホラーテイストいらない
ホラーはいらないので、もっと謎解き感、脱出感を出してほしかったです。
途中の効果音もかなり不快だったので、アイマックスなど高品質で視聴する際はキツイです。
◆セリフ少ない
セリフが削られていて、役者の演技に依るところが大きいです。
幸い、役者は演技できる方ばかりで大根役者はいなかったので、違和感はありません。
◆主人公・迷う男の喘息?設定いらない
持病の喘息なのか常にゲホゲホしていて聞き取りづらいです。
◆さまよいながらも出口を探す=人生の出口を探す
迷う男は8番出口を探すのと同時に、人生の出口を探すというダブルミッションが本作のテーマだと考えられます。
迷う男は別れたばかりの彼女の妊娠発覚に伴い、今後の生活を憂慮していました。
派遣のアルバイトに行く最中の地下鉄で、元カノから連絡がありそのまま迷っていくことになります。
途中で登場する男子を、自身の子どもと見立てて異変を見逃さずに対処しようと奮闘していきます。
よくあるような展開ですが、映画化するにあたってうまく考えられた設定だと思いました。
◆二宮和也という男の集客力
私は平日昼間に鑑賞しましたが、かなり客入りがよかったです。
もともと人気作品ということもあるでしょうが、女性が特に多くてニノのファンではないかと感じました。
映画をきっかけに8番出口という作品を知れたのはよかったです。
今度はゲームや東京メトロとコラボしているイベントにも挑戦してみます。
しろあと

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