樺沢紫苑先生の風邪を1日で治す方法やってみた

健康・美容

こんにちは。

しろあとです。

今年の4月、私は風邪をひいてしまいました。

元々風邪をひきやすい人間だったので、

  • 顔をやたらに触らない
  • 乾燥を避ける
  • 室温や体温を上げる生活をする

などかなり気をつけていました。

当初の風邪の引きやすさに比べたらだいぶマシになり、風邪をひきにくくなりました。

しかし、3月に北海道旅行したことによる身体の冷えと疲れ、そして今年の4月に人事異動があり、新しい職場という慣れない環境でのストレスの影響からか、風邪をひいてしまったのです。

今回ひいた風邪の症状は、

  • 悪寒
  • 喉の痛み
  • 背中の痛み
  • 関節痛

です。

鼻水や咳は、ありませんでした。

鼻水は風邪のピーク、咳は風邪の後半によくみられる症状なので、この時点ではまだ風邪の引き始めといったところです。

「風邪なんかで仕事を休み、貴重な有給休暇を浪費したくない」

その一心で私はなんとしてでも風邪を1日で治すと決心します。

精神科医・樺沢紫苑先生の『風邪を1日で治す方法』

以前から、樺沢紫苑先生の動画はYouTubeで拝見していました。

精神科医なのに、風邪という内科や呼吸器科などの分野について解説していたので、より記憶に残っていました。

その動画で紹介されていた内容は、

(1)風邪は上気道炎である。首元から上を温めてウイルスを撃退すべき

(2)貼るホッカイロを3枚用意。1枚目はタオルに張りつけて首の後ろ、2枚目は肌着の上から鎖骨あたり、3枚目は肩甲骨の間に張りつけて身体を温める

(3)睡眠時間をたっぷりと取る

(4)葛根湯を飲むとさらによい。水分補給も忘れずに

だいたいこんな感じの内容です。 

さっそくドラッグストアで調達

動画で紹介されていたものは、ドラッグストアですべてそろえることができました。

貼るカイロはお徳用のものを買い、葛根湯も念のため買っておきました。

水分補給用に普段は買わないOS-1も少々値が張りますが用意しておきます。

風邪を1日で治す方法をやってみた

買い出しを終え帰宅し、さっそく実践してみました。

タオルに貼るカイロを装着し首に巻きつけたら、鎖骨と肩甲骨にもカイロを貼って布団に入ります。

しばらく時間がたつと、身体が不思議な感覚に包まれます。

ホッカイロをたくさん貼っているので身体がとても熱いのですが、悪寒もあるので熱さと寒さが同時に存在する妙な感覚なのです。

一番驚いたのは、寒いところから暖かい部屋に入ったときの、体がぶるぶるっと震えるあの感覚がずっと続いたことです。

嫌な感覚ではありません。

むしろ、気持ちいい感じがずっとして、寒くないのにずっと身体が震えているのです。

そんな感覚にも慣れたところで眠りに落ちます。

6時間後

18時ごろに布団に入って24時ごろに一度目を覚ましました。

目を覚ました瞬間、私は明らかに手ごたえを感じました。

「だるさがない!」

トイレに行こうと立って歩いてみました。

たしかにいつも通りとはいえませんが、足取りはしっかりしていて頭痛や頭の重さ、身体のだるさなどは気になりません

意識もはっきりしていて、のどの痛みや違和感もなし。

つばを飲み込んでも平気です。

鼻水や咳といった症状も、その兆しはまったくありませんでした。

ただ気になったのは、発汗です。

衣服にやや湿り気があったので、着替えました。

そして再びホッカイロを装着し、眠りにつきました。

本当に風邪が1日で治った!

一度目を覚ましたから、さらに7時間後の朝7時、起床です。

なんと完全回復しました。

むしろ睡眠時間13時間とれたので、いつもより体調良好な気もします。

寒気や悪寒はなし、のどの痛みも引いている、関節や背中など体の痛みも解消されました。

椅子に座ったり、立って歩いたりしても、いつも通りです。

空腹感もあり、食欲も湧いてきました。

劇的な回復はうれしいですが、さすがにその時はまだ信用できませんでした。

「いつぶり返すのだろうか?」

そんな不信感も正直なところありました。

その日も仕事があったので、試しに職場に行ってみることに。

「無理そうだっら半休をとろう」

そのくらいの気持ちで出勤の準備に着手します。

職場に到着し、いつも通り仕事に取り掛かります。

いつぶり返すか心配な気持ちは常にありました。

しかしそれは杞憂に終わります。

うれしいことに何事もなく1日仕事をやりぬくことができました。

1日で風邪を治す、大成功です。 

念には念を 

 無事仕事をやり抜いたその日の夜、まだまだ私は心配していました。

「風邪が再発するのではないか?」

そんな気持ちが強くありました。

その日も念のため、ホッカイロを貼って寝ることにしました。

ところが昨日とはどうやら様子がちがいます。

熱すぎて寝られないのです。

昨日のような気持ちよさはまったくなく、暑苦しさだけがまとわりつきます。

結局熱さに耐えられず、ホッカイロは剥がして葛根湯だけ飲み、水分補給を入念にして早めに就寝しました。

翌朝、起きてみると体調に問題はなく、いつも通りの体調でした。

仕事も通常通りこなすことができ、余暇活動も十分楽しむだけの体力がありました。

最初の1日で、きちんと風邪を治すことができていたのです。

風邪の引き始めと日ごろからの予防

以上が私の実体験です。

樺沢紫苑先生の動画では、この方法は風邪の引き始めにおいて有効であることが解説されています。

風邪症状が本格化してからは、遅いということです。

風邪ウイルスが少ないうちに、ホッカイロや身体の熱をもってしてウイルスを駆逐する、そういったメカニズムだからです。

また、日ごろから首元を冷やさないことの大切さも語られていました。

マフラーやスカーフを10~4月くらいの時期は持っておきたいとのことでした。

首元の冷えから、風邪ウイルスへの抵抗力が弱まってしまい、風邪をひくことになってしまうのです。

昼間はあったかくても、夜の冷え込みで一気に体調を崩し、ダウンしてしまうなんてことが多々起きてしまいます。

まずは日ごろから十分な風邪対策を行い、その上で体調に少しでも異変があれば、風邪を1日で治す方法を実践してみることがいいようです。

しろあと

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